鉄道復興物語、PCゲーム「まいてつ」

まず、ゲームについて語る前に、くま川鉄道とのきっぷの件について。
私見ながら述べさせていただきたい。


メーカーとしてはゲームと別のキャラクターを仕立てるという配慮もあった。
アダルトゲームとは別物という、線引きの意思に関しては評価したい。

結果としては、キャラデザが酷似していたという事実については認めざるを得ない。



その辺りの経緯に関しては、メーカーのページに掲載されている。

くま川鉄道と協力して、
お互いの意向を尊重しながらの取り組みであっただけに残念でならない。

実現すれば、ローカル線支援の新しいモデルケースとなったであろう企画だけに。

地域の感情を考えると再びは難しいかもしれないが、
仮にコンシュマー化やアニメ化が実現した折には、
形を変えてでも実現して欲しいところである。


では本題。
(ネタバレ含む)

●文句なしの考証 深いストーリー&ドラマ

▲シナリオライターの自腹で、琴電で貸切列車を運行するなど、
凄まじい情熱だ

実際、鉄道をモチーフにしたゲームは山ほどある。
しかしながら、忠実に考証されたゲームは滅多にない。

史実に沿うだけなら簡単であるが、
フィクションの中に織り込むのには相当な
苦労があったであろう。

主題が鉄道復興物語とあるが、次々と課題が出てくるのだ。

「SLを復活させました、地域観光も振興しました、めでたしめでたし・・・」
と、そんな生ぬるい話ではない。


予算は、技術者は、人出は、煙害は・・・
フィクションでそこまでやるか?というほどに課題が山積みなのだ。

実際、地域産業の斜陽化や地域活性化の取り組みなどは、
ニュースや新聞でも見てれば山ほどある題材だ。

しかしながら、それらを如何にストーリーとして組み立てるか。
手腕が問われるはず

もちろん、人々の人脈や、心に負った古傷、すれ違い・・・

そういったドラマ性にも注目だ。


●マニア納得、非テツでも分かりやすく

自身が何かしらの愛好家であれば、これの難しさは良く分かるだろう。

全く知識のない相手に、分かりやすく説明するには、
どう噛み砕いて、どう例えればいいだろう・・・

そこがこのゲームで関心したことの一つだ。

例えば、SLの6200。

「なりひらのねるそん」。筆者は文献を読んだ程度ながら、

東武ファンやベテランのファンならば
思わず
ニヤリとしてしまうようなネタを投げてくるかと思えば、


ネルソンとは何ぞやと分かりやすく説明をする。


そんな単語並べられても判らんわ!という層には、
更に「ハチロクのお姉さん」という設定を加えることで、
8620より6200というSLは古いということが読み取ることができる。


一般ユーザーを置いていかず、
マニアも満足させる。
この両立は見事だ。

もちろん、両側の立場の人物がいるというのも大きいのだが、




用語解説のページでは、
マニアック過ぎる単語ながらも、分かりやすく解説されている。





折しも東武鉄道ではC11の運行も開始される。
思えば、SLは北海道。
客車はJR四国(辿ればJR東海)、
JR貨物のPFのエスコートで甲種されたのは記憶に新しい。

●共通ルート

まずは舞台や人物の紹介から始まり、
出会い、人脈という、いわゆる説明回。

SLとしては、修復→試運転までが共通ルートだ。

なぜSLを修復することになったのか?
資金はどのように集めたのか?
技術・技術者はどのように協力を得たのか?
その辺りが見所だろう。


まずは8620が走り出さないとストーリーが進まないわけで(汗)

地域振興や、工場誘致の撤回。
また人間ドラマについては個別ルートで語られるが、
ストーリーが深い!!

まだ攻略途中なので、機会があれば個別ルートについても語りたい。

また、モバゲー・グリーに移植されスマホでもプレイはできるので、
18禁に嫌悪感を抱かれる方は、そちらを是非ともお勧めしたい。

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